和の精神文化を伝え継ぐ。
それが禮道古流の礎。
禮道古流の「禮」は、「仁(愛)」を具体的な行動として表したものという意味と、「伝統的な習慣」という2通りの意味があり、1916年、初代家元志村理琴氏により、陰陽五行を礎に和の精神文化を学び伝えるために誕生した流儀です。
流儀の紋となっている五階松は、禮道、華道、茶道、書道、民族衣装道を表しており、これらは昭和の中頃までは私たちの日々の暮らしの中で常に傍らにあった和文化であり、精神文化でもありました。
日本の暮らしに根付く
「陰陽五行」
我が国は世界で一番永く続いている国です。そんな我が国日本で永きにわたり育まれてきた文化の基になったもののひとつが「陰陽五行」の考え方です。例えば、国技である相撲道の土俵には陰陽五行の色が配置され、軍配には太陽と月(陰と陽)が表現されており、力士たちを守っています。また、日本昔話の中にも陰陽五行が表現されている物語が幾つか見受けられますし、夏の夜空に輝く星に願いを掛ける五色の短冊も陰陽五行の色そのものです。あまり聞きなれない陰陽五行という考え方は、知らずして当たり前のように見て聞いて体験してきた暮らしの中に根付いているのです。
日本の精神文化を、
今の時代に合った学びの
スタイルで。
わたしたち禮道古流の役割は、先人が知っていた伝統的な和文化の基となる心(精神)を現代に伝え継ぐことだと考えております。
「温故知新」。今の時代に合った学びのスタイルで、多くのみなさんのお役に立てるよう心から願い、努める所存ございます。
講師のご紹介
- 七世家元松盛齋 淡路理琴
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禮道古流の役割は、古き佳き時代の精神文化を、大切な「真理」や「真心」はそのままに、「形」は現代に合ったスタイルに変えて伝え継いでいくことです。
時代の過渡期を過ごしている私たちですが、時代は変わっても愛の表れである相手を思う心と感謝の心は常に自分の真ん中に持ち続けたい大切なもの。人と人が共に気持ちよく愛を持って暮らすために、「心」を「形」で表現してきた先人たちが作り上げた暮らしの文化が今も受け継がれています。
また、陰陽五行は宇宙の理とも言われており、物事の考え方を学ぶことで人生をより豊かに楽しむことができるツールです。大自然の中で生かされている私たち人間も当然ながら自然の一部であり、宇宙の理の中に生きているのです。
すでに心地よい風が吹く新しい時代がスタートしています。自分を大切にしながら共に暮らす相手を尊重し、愛溢れるコミュニティーの中で豊かに自分らしく人生を歩み進めていただくために、禮道古流の講座をご活用いただけましたら幸いに存じます。 - 資格
- 禮道陰陽五行コーチングコーチ
禮道陰陽五行鑑定士
四柱推命鑑定士
秘書実務士
メンタル心理カウンセラー
ホロスコープ リーディングマスター
アクセスバーズセラピスト
- 家元補佐松盛齋 保坂春琴
- 顧問(特別講師) 淡路実花
- 教授 松盛齋 清水梨琴
※禮道古流認定講師は以上です。
※民族衣装着付け師範(技能師範)について
平成18年から令和6年まで民族衣装着付け科の認定を行っておりましたが、現在は民族衣装着付け科のみの認定は行っておりません。なお、民族衣装着付け科には、礼儀作法等の習得は含まれておりません。
教室案内
禮道古流のお稽古は、
オンラインまたは対面での受講をお選びいただけます。
対面をご希望の場合、最寄りの教室をご案内いたします。
- 雅 東京校
(江東区新大橋) - 春真総合学院
(甲府市) - 雅 山梨校
(南アルプス市) - カルチャースクール春薫
(北杜市)